整骨院が個別指導を受けました

数年前の話になってしまうのですが、僕の整骨院関東信越厚生局から個別指導を受けました。

 

今回は、その中身が気になる方もいるかと思うので、記事にしてみました。

 

①タイムスケジュール

*個別指導実施日の3週間前  個別指導の通知が届く。

*前日  15時に当日に持参するカルテのリストが届く。(15人分)

*当日  ・14時受付、15分よりスタート。

     ・最初の30分くらいは院の概要について質疑応答。

     ・その後1時間くらいカルテをもとに患者についての質疑応答。

     ・質疑応答終了後、控室にて15分くらい待ち、指導内容についての説明。

     ・16時に終了

 

②質疑応答の内容

院概要

・持参した情報に相違はないかの確認。

・来院患者数、共済や健保組合の人数を聞かれる。

・実費治療はやっているか?金額は?

・従業員の人数について

・カルテはいつ誰が記入しているか

・スタッフの仕事内容

・ホームページの有無

・初診時の施術の流れについて

・領収書について

・受領委任払いについて(患者サインなども含む)

 

患者について

・長期が多い理由

・本当に来院しているか聞かれる

・来院時間について

・整形外科等には行かせているか

・内科疾患は疑っているか

・漠然とした施術になっていないか

・治癒した患者が数か月後に来院しているが、慢性疾患ではないか

・毎日来院している高齢者の通院方法について

・受傷原因について

・似たような経過が多いが、意図的ではないか

 

カルテ、申請書、日計表を細かくチェックされる

・初検時の内容を詳しく書けと注意

・症状の経過を数値化するなどして簡明にするように注意

・申請書は本人に書かせているのか

転帰の記載もれがあり注意

・日計表を見て窓口負担がない人がいるがなぜか

(交通事故の第三者行為手続きにより、保険会社に請求)

・遠方からの来院があるがどういう経緯か

(高校生、大学生の下宿によるもの)

 

 

③指導内容について

・カルテの記載が薄いので、もっと細かく書くように指導される

・初診時に保険証をコピーしていたため、やってはいけないと指導される

 

④質問

・なぜ私が呼ばれたかを質問すると、長期の患者が多かった事。請求件数が多かった事を言われる。その説明を聞きたかったとのこと。

 

 

個別指導を受け感じたこと

 

当然のことなのだが、カルテは症状から経過、負傷原因、個人情報など洩れなく細かく書かなければいけない。どうしても、一人院で忙しくなってくると後回しになってしまいがちなので注意。

これも当然だが、カルテの内容について説明できなければいけない。変更も含め。

 

ちなみに、僕の帰り際にすれ違った方は、台車に段ボール箱3つ重ねて来ていた。

 

僕は現在、保険治療はしていないがカルテの記入は欠かしません。

 

やって当然のことを普通にやっていれば、なんの問題もないので。僕も不正をしているわけではなく、カルテもそれなりには記入していたので、呼び出しも怖くわなかったです。むしろ、忙しいのに呼び出され、文句を言ってやろうかぐらいの気持ちで乗り込んだましたw

 

なにか、参考になれば。