食べ合わせに注意

今回は、“食べ合わせ”に関する、先人の知恵をお伝えします。

 

 

 

油の多い食物(天ぷら・うなぎ)と、水分の多い食物(スイカ)を一緒に食べると

胃液が薄まり、消化不良を起こすことがあります。胃腸の弱い人、特に下痢気味の人は、避けたほうが無難です。

 

 

  • 「天ぷらと氷」「天ぷらとアイスクリーム」

体を温める食物(天ぷら)と、体を冷やす食物(氷・アイス)を一緒に食べると、胃腸に負担をかける場合があります。

 

 

  • 「蟹とかき氷」「柿とそば」

体を冷やすものどうしの組み合わせで、一緒に食べると体が冷え、内臓機能が低下し、腹痛になる可能性が高くなります。冷え性の人は症状が重くなるので、要注意です。

 

 

  • 「トコロテンと生卵」

消化が悪いものどうしの組み合わせです。両方とも消化に時間がかかるので、胃腸に負担が掛かかります。

 

 

  • 「トマトときゅうり」「大根と人参」

トマト・大根には、豊富なビタミンCが含まれていますが、生のきゅうり・人参に含まれるアスコルビナーゼには、ビタミンCを壊す作用があります。アスコルビナーゼは酸と熱に弱いので、生で食べる時は酢やレモン汁をかけたり、加熱するとOKです。

 

 

  • 「レバーとみょうが」

「栄養素の宝庫」と呼ばれるレバーには、新陳代謝を活発にする働きがあります。しかし、みょうがの苦味物質が胃腸の働きを抑えるため、栄養素の吸収を妨げてしまいます。

 

 

  • 「豚肉と冷たいそば」

ビタミンB1が豊富な豚肉は、体や脳の働きを活発にしますが、体を冷やす作用もあります。この食べ合わせは胃を冷やし、栄養素や有効成分の吸収を妨げるので注意が必要です。

 

 

  • 「なすの漬物と冷たいそば」

なすの漬物は体を冷まし、そばには胃を冷やす作用があります。この組み合わせは、下痢をしたり手足が冷えます。加熱すればその作用は緩和されるので、温かい汁そばなら問題ないでしょう。

 

 

酒とからしは、血行を促すため、炎症を促進し、かゆみが出てしまう可能性があります。じんましんや湿疹が出やすい人は注意してください。

 

 

 

 

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