整骨院の将来は?

 整骨院を開業されている先生や勤務柔整師として働く先生、またその中で開業を考えている先生、もしくは柔整、鍼灸の学生さん、たくさんいますよね。

 

正確な数字は解りませんが、毎年何千人の国家資格合格者が出て、何千店舗と開業される方がいると思います。

 

僕は開業して20年くらいになりますが、自分で言うのもあれですが、かなりぶっちぎってこれたのかなと考えています。

 

納豆で有名な茨城県水戸市で開業しているのですが、一時期はお弟子さんを3人抱え一日に約150人以来院する院を築きました。その後もスタッフを揃えて、分院を3つ開きました。

 

順をたどると、19歳から修業をさせて頂き、24歳で開業。

 

テナントですが、ベッド数が10台、手足の処置ができるイスのスペース。広い待合室に、院の駐車場も20台くらい止められる、比較的大きな院です。家賃もそれなりにしましたが、業績はトップクラスではないかなと思います。

 

そんな仕事中心の生活でしたが、30歳で結婚し、翌年に、子供も生まれた事で家族との時間を考えるようになり、働き方の改革をしたのが結果的に正解でした。

 

本院と分院は経営権利を弟子にゆずり、僕は自宅兼治療院を建て、予約制の完全自費治療院を始めたのです。

 

 

なぜ、自宅兼予約制の自費院にしたのかというと

 

①予約制にすることで、時間を有効に使える。

 

②自宅と一緒にすることで、家族との時間が増える。また、子供に働く姿を見せたかった。

 

③今後、保険診療が順調にいくか疑問に思った。

 

④保険請求が面倒だから。

 

⑤慢性の疾患を治したかった。

 

 

こんな、理由でした。

 

ちなみに、初診は10000円、2回目以降5000円~です。

大体、1日平均5人くらいをノンストレスで行えています。

(ノンストレスの要因はまたどこかでお話しします。)

 

 

 

ここからが、タイトルの本題です。

 

接骨院整骨院の将来は?です。

 

 

僕の考えですが、

 

1、保険制度に頼りっきりは危ない。

健康保険制度が年々厳しくなってきている。交通事故も減少、もしかしたら自動化で事故が無くなるかも

 

2、大規模院より小規模院でやるほうがいい。

一番の経費は人件費や賃貸料。今回のコロナウイルスのような自粛政策に耐えられない。柔整師が増え、整骨院増加で患者の奪い合いが起きている。

 

3、自費メニュー・物販をつくる

小規模で回転数が減るため、単価を上げる必要がある。継続的な物販は患者を繋ぐツールになる。

 

4、別な収入源を持つ時代になる

 

 

ざっと、こんな感じを考えます。

 

 

柔整師として接骨院は素晴らしい職業です。誇りに思います。ただ、昔のようにいかないのも確かです。変化できない人は淘汰されると思います。

 

今後も僕の経験や考えを載せていきますのでお楽しみに!